シュレミールの小さな潜水艦
ゲーマーは二度死ぬ。一度目は社会人として、二度目は人間として。
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「よつばと!」に見るあさぎ萌えとその解釈

今日はリネの話じゃありません
ごめんなさい

いつもリネの話をしてない気もします
ごめんなさい

日記の更新 全然してません
ごめんなさい

ネガティブなことは書かないと ちょっと前に書いた気もします
速攻破りました
生まれてきて ごめんなさい


さて 謝罪も済んだことですし
本題に入りましょう

「よつばと!」という漫画があります
作者は あずまきよひこ

かつて「あずまんが大王」を書いていた人です
「よつばと!」も「あずまんが大王」も知らない人は 一読をお勧めします

この「よつばと!」
主人公(小岩井よつば)の隣家の美人三姉妹の長女
あさぎ が萌えです

論より証拠
まずは画像をご覧ください
最初のコマに出てくる 髪の長いお姉さんが あさぎ です
沖縄旅行から帰宅し、家族にお土産を配るシーンです

yotu1.jpg

yotu2.jpg


yotu3.jpg
「よつばと!」2巻 P174-P176 あずまきよひこ[2004]

どうですか?
萌えですね!

さあ あの月に向かって叫びましょう

あさぎさーん 萌えー!モエー モエー モエー(反響)



しかし 正直に言って
このシーンのどこが萌えなのか わかりにくいかも知れません
正直 シュレは 最初読み飛ばしてました

そこで 今日は この萌えについて 詳細に解説したいと思います!
「やばい!ついていけない!」 と思った方はすぐ逃げましょう
逃げられるうちは 逃げた方が得策です


普通の人は(そして初見のシュレも)

「・・・ウィットに富んだジョークだとは思うけど、萌えではないんじゃない?」

と思うかも知れません

しかし 開いてはいけない心眼でよく見ると 違和感を感じるはずです

どこでしょうか?
もう一度、読んでみてください

まあ台詞が少ないので すぐ分かると思いますが
最後のコマ えな(髪の長い人)の

「あさぎお姉ちゃんはすぐお父さん殺しちゃう-」

という台詞ですね。

この台詞から、あさぎは
かなりの頻度で この冗談を繰り返していることがわかります
(これは確定です)

これが違和感の原因です
なぜ あさぎは この冗談を繰り返しているのでしょうか?

かなり率直に言って 不謹慎な冗談ですし(まあ冗談とはそんなものと言えば言えますが)
描写から見て 家族にも受けている、とは言い難いようです
(えな以外の家族は誰も笑っていません)

つまり あさぎには この冗談を繰り返す何らかの理由があるか、
心理的な傾向がある と言うことです

これ以降は 開いてはいけない種類の心眼によりMMRのキバヤシさんなみの
推測を重ねていくのですが

なぜあさぎは 死 という かなり過激なイメージを冗談に用いたのか
それはもちろん、冗談としてのインパクトを重視したと言う面も考えられますが
それにしても 死 というモチーフを用いなくとも 同種の冗談は 成立したはずです

これはもちろん、あさぎがその深層心理でお父さんを殺したくて仕方がないからです
父親を殺したい欲望が 冗談に仮託されて 表面に現れているのです
これはいわゆるエディプス・コンプレックスで、特におかしいことでもありません

ですが 同時に あさぎは お父さんが好きで仕方がないのです
好きで仕方がないのですが、理性であさぎは お父さんがいつか失われること(死)を知っています
そしてそれは、順当にいけば自分の死よりもはやく(自分が先に死ぬのであれば喪失することはありません)
そう遠い未来のこと、というわけでもありません(どんなに遅くとも40年程度)

大好きなお父さんが いつ失われてもおかしくないという事実
あさぎは不安なのです なんとかして 安心したいと思っています

そこで、この「お父さんが死んでいる」という冗談なのです

この「お父さんが死んでいる」という冗談は
周りの人間(家族)によって強く否定されることを求めての行動です

お父さんの死という冗談を否定されることによって
お父さんの生存を確認し 安心したいのです

賭けてもいいですが まわりの人間(家族)が口裏を合わせて
お父さんの死 を肯定する行動を取ったとき
あさぎはパニックを起こして泣いてしまうでしょう
もっとも実証のしようもありませんが

また あさぎは お父さんが大好きで仕方がないのですが
それを 家族に知られることは 恥ずかしいと思っています
もう成年に近い女性が お父さんらぶ なのは問題だと思っています

家族の集まっているところで この冗談を口にするのは
「自分が お父さんらぶ ではない」
というパフォーマンスです
本当のあさぎは お父さんにかなり依存しているのですが
そのことを家族に知られたくないと思っているため
「お父さんがいなくても大丈夫」という嘘を演じて見せているわけです

単にお父さんの死を否定されたいだけなら、否定してくれる人の前で言えば済むことです
不謹慎な冗談を (リスクを抱えながらも)みんなの前で言う理由は
みんなに パフォーマンスをしてみせなくてはならない(とあさぎは思っている)からです

この(主に)三つの意識が複合した結果、

お父さんが死んでいる という冗談として帰結します
この冗談が もっとも合理的に あさぎを安心させてくれるのです

なので お父さんがいなくなる不安におびえているあさぎは
この冗談を 繰り返し口にすることになります
(「あさぎお姉ちゃんはすぐお父さん殺しちゃう-」につながるわけです)

また 旅行から帰ってきた というタイミング
当然 あさぎは それなりの期間 お父さんに会ってないわけですが

久しぶりにお父さんに会いたい という想い
みんなに お父さんに会いたい と思われてるんじゃないかという不安

から このタイミングでの発言になるわけです

おそらくですが、過去に同じような冗談を言っているときも
あさぎが お父さんに会いたかった時なのではないでしょうか


と言うわけで
あさぎ萌え の理由が分かったでしょうか?

お父さんが大好きで、でも殺したいという二律背反
そして お父さんに依存しているという事実を隠したいという知性

あえて言います
これが・・・萌えの新大陸やー!


さあ 私と一緒に あの月に向かって叫びましょう

あさぎさーん 萌えー!モエー モエー モエー(反響)





シュレミールは叫び続けた・・・
報われない ただ叫ぶだけの祈りを 月に向かって

やがてシュレミールの喉がつぶれ
掠れた 虚ろを風が吹き抜けるかのような音だけしか出なくなったころ
近隣住民の通報を受け
黒い服の人々によって シュレミールは連行されていった
罪名は騒音規制法及び住宅地静穏保護条例違反

精神的な問題のため有責性は問えないとし、不起訴処分となったが
保護観察のため帰宅は許されなかった
その後 シュレミールの姿を見た者はいない

ただ 今でも満月の晩には どこからか
モエー と言う反響が聞こえてくるという




 
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この記事に対するコメント

まったく知らない漫画で え?どこが萌え・・・?と思ったのに読んだら納得してしまった。
萌えー!
【2010/01/27 22:24】 URL | sho #-[ 編集]


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Author:シュレミール
Lineage Canopusサーバで生きているエルフです
紳士ですが みんなには
変態 と言われています
誤解であることを みんなに伝えたいです


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